ISO9001は、顧客満足の継続的な改善を目的としたマネジメントシステムです。製品やサービスに対する顧客満足度が経営を大きく左右します。企業にとって重要なマネジメントシステムです。 日本でも多数の企業・事業所がISO9001認証を取得していますが、中には認証の取得が目的で実運用が伴っていないため重大な品質問題／クレームが発生し、会社倒産にまで到った例もあります。どのようにして確実に運用が出来る仕組みを作るかが重要です。
 

 
ISO9001  2015年版規格では、リスクに基づく考え方の概念が導入され、品質マネジメントシステムプロセスの計画策定及び実施において積極的に予防処置をとっていくこと、プロセスアプローチによって組織活動と品質マネジメントシステムのプロセスの融合を図り、組織の目標達成の為の品質マネジメントシステムとすることの位置づけがより明確になっています。
2015年版規格では、文書化に対する要求事項が軽減されています。認証取得の為の文書・記録作りをされている組織では、一度、真に必要な文書は何かについて見直しをされるとよいでしょう。 当社で、組織の目的にかなった品質マネジメントシステムへの再構築を含め、改善を支援いたします。
 
現在お使いのQMSマニュアルが重たい、不便などのお困りの事があれば、弊社がご提供します簡素な、活用しやすい文書の採用を是非ご検討ください。
 

 
ISO9001は汎用的な規格ですので、規格の中で要求されている事項を貴社の業種でどのように解釈すればよいのか適切な判断が必要で、独自の解釈で誤った適用をしてしまわないことが重要です。適切なコンサルティングがないと非常に難しい課題で、審査に合格することも容易ではありません。  一つの要求事項でもソフトウエア開発会社、ホテル・旅館業、飲食店・ファストフード業、学校、工場、商社など、業種により解釈の仕方が異なります。弊社では、永年の豊富な経験、業界知識を持つコンサルタントが分かりやすく解説をします。 また、貴社向けに基本文書を提供しますので素早く理解することが出来ます。
 
コンサルティングでは、次の内容を実施していきます（一部）：

• 規格の解説
• 品質マネジメントシステムの構築のためのヒアリング
• 文書化した情報（従来の文書、記録）の管理、ルールの作成
• 教育の実施　：　幹部教育、全員教育
• 内部監査員教育
• 内部監査実施指導
• マネジメントレビュー実施指導
• 改善指導
• 審査準備（模擬審査）
• 審査立会

 
マネジメントシステムの構築及び初回審査終了までの期間は、対象となる組織の規模、内容及び貴社の体制により異なります。

コンサルティングでご提供する文書

• 品質マニュアル（次の手順等を含んでいます）
• - 組織及びその状況の理解
• - 文書化した情報の管理
• - 力量、認識
• - 外部から提供されるプロセス、製品及びサービスの管理
• - パフォーマンス評価
• - 監視、測定、分析及び評価
• - 内部監査
• - QMS体系図　その他

コンサルティングでご提供する様式

• 設計開発関連様式
• 供給者管理関連様式
• 教育関連様式
• 内部監査関連様式
• データ分析表　その他多数

 
いずれも記入例及び実使用できるチェックリスト等を含んでいます。
 
ISO規格では、文書化された情報の管理が重要ですが、面倒でもあります。 電子的に文書・記録の管理をすることで負荷を軽減することができます。電子文書管理における 「承認印」などの押印はどうすればよいのか等、具体的に指導致します。
 

 
ISO規格の認証は一度取得したら終了ではありません。取得した後には、マネジメントシステムの維持、改善が求められ、毎年継続審査が実施されます。弊社では、お客様が認証を取得をされた後も、引き続き維持、改善、継続審査に対するコンサルティングを行わせて頂きます(別途料金が発生します）。
 

ISO9001認証取得及びその他の規格に関するご相談、お問い合わせはお気軽にご連絡ください。